Vol.14 20代~30代女性の「スマホ活用」に関する実態調査

20~30代女性の「スマートフォン活用」に関する実態調査結果
いまどき女子はスマホライフで生活もスマート化

スマホ利用者の増加で「ネット予約」「ネットショッピング」が日常化
スマートフォンを利用する女性の約5割がネット予約を利用
ホテル、美容室、外食などの定番に加え、お弁当までもネット予約の時代に

スマートフォンの普及に伴い、ネットで予約・購入ができるサービスや商材は増加の一途を辿っている。ホテル予約、航空券や電車チケット、映画、イベントチケットの他、レンタカー、タクシー、病院、美容室、レストラン、お弁当など、日常利用する低額商材に至るまで、あらゆるものがスマートフォンから簡単に予約・購入が出来る状況と言ってよい。では、日常生活におけるこれらサービスの活用はどの程度進んでいるのだろうか。マーケティングリサーチを展開する株式会社タイムカレント(東京都中央区、代表取締役:鎮目英大)は、その実態を調べるために、消費の鍵を握る、全国20代~30代の女性を対象に「スマートフォン活用(日常生活のスマート化)」に関する実態調査を実施した。
今調査は前半・後半の2回に分け、前半では全国20代~30代女性を対象に、スマートフォン所有率と、スマートフォンによる「ネット予約」「ネットショッピング」の利用経験率や、スマートフォンの使用年数、習熟度などについて調査。後半では、スマートフォンで「ネット予約」「ネットショッピング」利用経験者に対して、より具体的な活用実態を調査し、その結果を集計。属性別で意外な偏差が明らかになった今回の調査結果をレポートする。

■アンケート調査実施概要

調査方法 インターネット調査
調査タイトル 20代~30代女性の「スマホ活用」に関する実態調査
調査日 2014年9月19日~9月21日
有効回答数 前半:2,755名 (20代:40.7%、30代:59.3%)
後半:437名 (20代:50.8%、30代:49.2%)
調査エリア 全国
調査対象条件 前半:20代~30代の女性
後半:20代~30代の女性、スマートフォン所有者、「ネット予約」「ネットショッピング」利用経験者

 

主な調査結果(前半):スマートフォン所有率、ネット予約・ショッピング利用率

1)20代~30代女性のスマートフォン所有率=約7割 (65.6%)
  30代<20代、未婚者<既婚者の所有率が高い傾向
  最も高い20代既婚者の所有率は約9割 (86.7%)

はじめに、調査対象である20代~30代の女性に対して、スマートフォン所有率を二者択一で聞いてみたところ、全体の所有率は65.6%と約7割に達していることがわかった。この結果を年代別・未既婚別で比較してみると、30代よりも20代の所有率が高く、また未婚者よりも既婚者の方が高い傾向となり、最も所有率が高い20代既婚者では86.7%と9割近い数値となった。若い年齢から高機能端末が普及していた20代は、スマートフォンへの移行が比較的スムーズに行われたということだろうか。※既婚者の所有率の高さについては、以降の調査結果から改めて検証していく。

Q:あなたはスマートフォンを所有しいますか?<SA>

Today's Current