Vol.14 20代~30代女性の「スマホ活用」に関する実態調査

2)「ネット予約」利用経験率は、全体の約半数!
   最も利用経験率が高いのは、スマホ所有率と同様に20代既婚者で全体の約6割!
  「ネット予約」経験者の約9割(88.6%)は「ネットショッピング」も経験している

次に「ネット予約」の利用経験について二者択一で聞いてみたところ、全体の約半数にあたる48.1%が「利用したことがある」と回答した。この結果についても年代別・未既婚別で比較してみたところ、スマホ所有率と同様に、30代よりも20代の利用経験率が高く、最も経験率が高かったのは20代既婚者で、全体の約6割にあたる57.4%となった。さらに「ネット予約」利用経験者に対して、「ネットショッピング」の利用経験についても二者択一で聞いてみたところ、およそ9割にあたる88.6%が「利用したことがある」と回答した。こちらの回答については属性別に大きな差は無かったが、「ネット予約」と同様、20代既婚者が92.4%と最も高い結果となり、全体を通して、若い世代で且つ既婚者が積極的にスマートフォンを活用している様子が浮き彫りとなった。

Q:あなたはスマートフォンから「ネット予約」をしたことがありますか?<SA> Q:あなたはスマートフォンから「ネットショッピング」をしたことがありますか?<SA>

3)「ネット予約」や「ネットショッピング」で利用する2大端末は「スマートフォン」と「パソコン」
  30代より20代、未婚者よりも既婚者は、より「スマートフォン」を支持!

では20代~30代の女性が、「ネット予約」や「ネットショッピング」を主にどの端末から行っているのだろうか。それを確認するために「スマートフォンと併用している端末」、また「最も利用している端末」についてそれぞれ聞いてみたところ、「スマートフォンと併用している端末」では、圧倒的に「パソコン」比率が高く、全体の約8割(76.2%)。次いで多かったのは「タブレット端末(19.2%)」だったが、「スマートフォン以外では利用していない(18.3%)」とほぼ同率となり、「フィーチャーフォン(8.5%)」はごく少数にとどまった。この結果を年代別・未既婚別で比較してみたところ、以下のグラフの通り、パソコンとの併用については、20代よりも30代、また既婚者よりも未婚者が多いことが分かる。

Q:あなたはスマートフォン以外の端末でも「ネット予約」や「ネットショッピング」をしていますか?<SA> Q:あなたが「ネット予約」や「ネットショッピング」をする際に、最も利用している端末を教えてください<SA>

「最も利用する端末」についての質問では、全体で「パソコン(49.3%)」と「スマートフォン(47.3%)」がほぼ同率で、圧倒的に高い票を集めた。この結果についても年代別・未既婚別で比較してみたところ、20代では「スマートフォン(53.4%)」が1位で、2位の「パソコン(43.7%)」に約10ポイントの差を付けた。30代では「パソコン(54.6%)」と「スマートフォン(41.5%)」の順位が逆転している。また未既婚別で「スマートフォン」の支持率を比較してみると、未婚者では41.8%だったのに対して、既婚者では53.2%と、未婚者に比べて10ポイント以上高い票を集めた。「併用端末」と「最も利用する端末」2つの結果から、30代よりも20代、また未婚者よりも既婚者の方が、スマートフォンを活用していることがわかる。スマートフォンの所有率と同様の傾向だが、自宅では家事をこなす既婚者は、ネット予約・ショッピングの活用l機械が広がり、またパソコンを立ち上げての利用よりも、より手軽なスマートフォンへの移行が進んでいる様子がうかがえる。

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