Vol.17 「リア充疲れ」に関する調査レポート

4)イラッとするし、自分でもやってしまう「リア充」投稿。
結局、自分にとって最も心地良いのは「そこそこリア充(リア充度50%)」に。

最後に、「あなたにとって心地の良い「リア充度合」とはどんなものか」を聞いたところ、5段階評価の中央である「リア充度50%:そこそこ「リア充」と言える状態」と答えた人が約半数(45.5%)に上った。(図7 :N=655)

あなたにとって心地の良い「リア充」とはどんなものですか?

調査結果のまとめ

1) Facebookユーザーの4割強が”Facebook疲れ”を感じている。要因の第一位は、『他人の「リア充」投稿にうんざり』。
2) 他人の「リア充」投稿に対して、6割強が「イラっとすることがある」。
3)「リア充写真」に多いアピールTOP3=「友達の多さ」 「セレブチック感」 「盛り上がってる感」
4) 約半数が自分でも「盛った」写真投稿をしたことがある。平均の「盛り」度合いは、『2.8割盛り』。
5) 自分にとって最も心地良いのは「そこそこリア充(リア充度50%)」という状態。

多くの人が他人のリア充投稿に疲れて、Facebookをやめたいと思うことがあるにもかかわらず、自分が投稿する際には自分を良く見せようと盛った投稿をしているという矛盾した心理状態が明らかになりました。自分にとっての心地よいリア充度が「そこそこリア充(リア充度50%)」と多くの人が考えているのは、リア充投稿を見て憧れつつも、自分もリア充投稿しなければいけないと無理にリア充探求に疲れている(リア充疲れ)という状態にうんざりしていることを表しているのではないでしょうか。

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