Vol.4 ”日本人女性の髪とモテとの相関関係”に関する意識調査結果

モテる髪の要素として非常に重要な要素となる「髪のツヤ」。その「髪のツヤ」をキープするうえで最近、美容業界で注目されているキーワードが『髪密度』です。『髪密度』について詳しいお話を美容家の柳本剛(やなぎもとつよし)氏に聞いてみました。

《プロフィール》
柳本剛(やなぎもとつよし)
[美容家]
都内有名サロンでタレントのヘアメイクや、セミナー・講習で活躍後、本格的に美容家としての活動を開始。現在ウェブや雑誌などのメディアを中心に全国で活躍中。

「ツヤ無し髪」「パサつき髪」の原因は髪密度!

★髪密度低下が引き起こす髪のトラブル★

髪密度とは髪の健康状態を示すバロメーターのようなもので、髪の毛1本あたりの内部空洞の多さ・少なさを指します。髪密度低下の主な要因としては、ヘアカラーやパーマのような化学的ダメージとドライヤーの熱やコテの熱、ブラッシングなどの摩擦による物理的ダメージの2つが考えられます。お洒落でヘアカラーをしたりパーマをかけたり縮毛矯正をしたりすると思いますが、実はそれが髪密度を低下させる一番の原因です。

髪密度が低下してしまったときに起こる症状として、一番の問題は「ツヤ感がなくなってしまう」ということだと思います。髪には表面に当たって反射する「表面反射」と、光が髪を通過した時に起こる「背面反射」の2種類の反射があるのですが、髪密度が低下すると表面反射と背面反射の両方で光が乱反射してしまい、反射率が著しく低下してしまうので、どうしてもツヤ感がなくなってきてしまいます。また、髪密度が低下すると、女性が最も気にされている「パサつき」が非常に起こりやすくなります。髪密度が低下すると、当然、髪が軽くなるので、広がりやすくなりますし、「パサつき」の原因ともなるのです。

★髪密度低下を防ぐケア方法★

では、髪密度の低下を防ぐにはどうすればよいか、化学的ダメージの軽減には、サロンや美容師の方の協力が必要です。美容師はどうしてもヘアスタイル全体を綺麗にしたいと考えてしまうものなので、ヘアカラーにしてもほとんどの美容師は毛先まで染めた方が良いと考えています。ですが毎回毛先まで染めていると髪の負担は相当のものです。ヘアカラーやパーマをするときは出来るだけ髪を傷ませない施術方法を担当の美容師さんに相談してみるといいと思います。

次に自宅での日々のケアで物理的ダメージを減らすことも非常に重要です。シャンプーであれば、シャンプーは頭皮の汚れをとってあげるというのが目的です。こすると摩擦が生じて髪に負担がかかり、ダメージにつながります。ドライヤーであれば実はドライヤーをかける前が重要です。お風呂からあがってまず初めにタオルで水分をとると思いますが、ここでしっかりと頭皮、地肌の水分をとることがとても大事です。ドライヤーのかけ方は8割ぐらいまで乾いたら上からドライヤーをあててあげるとキューティクルが整えられます。そして9割ぐらいまで乾いたら冷風に変えてみてください。冷風を最後にあてることでツヤもでてきますし、綺麗に内側に収まった髪の状態を長時間キープしてくれます。髪にとって濡れた状態でいるのは最も良くない状態ですので、乾かしムラに気付きやすくなるということも最後に冷風を使用することのメリットです。ブラッシングは目の粗いブラシを使うことをオススメします。ブラッシングも髪を傷める原因のひとつなので、出かけるときなどにツヤ出しのために使用して、普段はなるべく使わないようにすることでダメージを減らすことができます。

★髪密度は美しいヘアスタイルをつくる上で欠かせない重要なもの★

髪は老化によって細くなり、量も少なくなってきます。そうなってきたときに髪密度の低下が加わってきてしまうと見た目も悪く、本当に扱いづらい髪になり収拾がつかなくなります。年齢によって髪が細くなる、量が少なくなるというのは仕方がありませんが、いかにそれを良く見せるか、良い髪の状態に持っていけるかがとても大切で、改めて髪密度の重要性を感じます。髪密度が高まると反射率が高くなり、ツヤが出て扱いやすく綺麗な髪になり、ハリ、コシも高まると同時に、自然なボリュームも出るようになります。良い髪質あってこその良いヘアデザインです。良いヘアデザインをつくる上で、良い髪質というのは欠かすことの出来ない非常に重要なものなのです。
これまではダメージした髪を良く見せるために薬品を使って、髪を何重にもコーティングするといった「プラスのケア」が行われてきました。しかしこれからはダメージ原因となる科学的な「残留物」を洗い流してあげる「マイナスのケア」や、最近業界で注目されている毛髪細胞を膨潤させ、髪密度を高めてあげるシャンプーのように元々、髪がもっているもので髪密度を強化してあげるヘアケアが凄く大事になってくると私は考えています。

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