Vol.8 美容と血糖値に関する意識調査結果

美容意識の落とし穴にはまった“血糖値無知症候群”。全体の6割以上が自分の血糖値を知らない。

健康状態や美容状態に影響を及ぼす「血糖値」について、自分の血糖値が「正確に把握している」はわずか7.5%、「おおよそ把握している」の30.0%を合計しても37.5%と、6割以上(62.5%)が自分の血糖値を把握していない、血糖値と美容の関係性を理解している人はどれほどいるのだろうか。

Q.あなたはご自身の血糖値が正常な状態にあるか把握されていますか<SA>

血糖値の上昇による美容への影響はほとんど知られていない。
血糖値のコントロールをいつも意識している人はわずか5.0%という現状。

血糖値の上昇が美容に影響することを知っているかどうか聞いてみたところ、「知らない」が全体の84.2%と圧倒的多数となった。また、美容や体型維持のために「血糖値のコントロール」を意識したことがあるかどうかも聞いてみたところ、「いつも意識している」はわずかに5.0%、「たまに意識している」の28.5%を合計しても33.5%。7割近い66.5%が「まったく意識したことがない」という結果となった。この結果についても年代別で比較してみたところ、血糖値の上昇が美容に影響することを「知っている」率、血糖値のコントロールを「意識している」率ともに、50代が最も高い結果となった。

Q.あなたは血糖値の上昇が美容に影響することを
知っていますか<SA>
Q.あなたはご自身の美容や体型維持のために、
血糖値のコントロールを意識したことがありますか。該当するものをお選びください<SA>

血糖値の上昇と老化の関係を理解している人はわずか9.0%
血糖値は日本人女性にとってまだまだ未知の領域だった。

高カロリー食の摂取と血糖値の関係、血糖値が与える美容や健康への影響などについて、今度は具体的な選択肢を提示して回答してもらったところ、最も認知されていたのは「炭水化物や油などの高カロリー食を摂ると、血糖値が上昇すること」で56.0%と半数を超え、「血糖値が上昇すると動脈硬化や糖尿病を発症しやすくなること(47.3%)」と血糖値が及ぼす影響や基礎的な知識は半数近くの人が知っていることがわかった。一方で「血糖値が上がりインスリンが増加すると、肥満体質になりやすくなること(24.0%)」や「血糖値は高カロリー食の制限や水分の摂取によりコントロールできること(23.8%)」、「血糖値が上昇するとしみ・しわが増え、老化現象が起こること(9.0%)」といった、体型や美容に影響を与える項目への認知は低く、前項で8割以上が血糖値の上昇による美容への影響を「知らない」と回答したことを裏付ける結果となった。また、この回答においても50代の回答率は総じて高い傾向となった。

Q.高カロリー食の摂取と血糖値との関係、血糖値が与える美容や健康への影響について、
あなたが知っている項目を全てお選びください<MA>

自分の肌や体型を「完璧に保てている」はわずか1%。
「保てている」は『なりきり美人』(!?)の50代が1位 / 20代を16%上回る。

最後に自分の肌や体型を最後に自分の肌や体型を美しく保てているかどうかを聞いてみたところ、「完璧に保てている」はわずか1%、「まあまあ保てている」の29.0%を合計しても30.0%と少数派となり、「保てていない」が47.8%で最多数となった。この結果を年代別で比較してみると、「保てている」の回答率が最も高かったのはここでも50代で37.0%、2位で34.0%の20代を16ポイントも引き離す結果となった。

Q.あなたは自身の肌や体型を美しく保てていると思いますか。<SA>

今回のアンケート調査で、自分の体型のバロメーターとなる体重や体脂肪率については相応に高い割合で把握されているものの、健康状態や美容状態に影響を与える「血糖値」については、圧倒的に意識が低いことが分かった。中でも血糖値に関する知識において多かったのは糖尿病など健康に関する知識、逆に血糖値が上昇することによるインスリンの分泌及びインスリンの悪影響までをしっかりと理解している人は3割を切った。また自分の体型やお肌の美容状態に対する評価や自信は若さと比例せず、50代が最も高かったこと。その背景として、BMI数値はどの年代も大差は無いが、若い世代に比べて自分の体重・体脂肪率、血糖値を把握し、食事や運用など生活習慣に活かしている傾向にあることがわかった。若い世代よりも知識が豊富な分、自信につながっているのだろうか。しかしBMI数字から見る限り50代は知識ばかりが先行した“なりきり美人”の可能性も十分に考えられる。自分ではそう思っていても客観的に見たらそうでない“なりきり美人”には要注意が必要だ。忘年会や新年会などでお酒を飲む機会が増えるこれからの時期に、美容や健康を保つために“血糖値のコントロール”を意識してはいかがだろうか。

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