デキる社員のスマホ実態は…スマホサイズで年収に差!?
「電子書籍や新聞を購読」 「todo管理を実施」
端末は「Lサイズ」を活用
サイズと年収でも相関関係 → Lサイズスマホ社員は現年収で50万円、希望年収で100万円高い!
年収501万円以上の46.7%がLサイズスマホを使用/電子新聞を「購読する」傾向
ビジネス機能=「todo管理」「名刺管理」「エクセル&パワポ閲覧」でも高い活用率
日本で最初にスマートフォンが販売された2008年7月からおよそ5年半が経過した。 IDCジャパンの調べ(※)によると、2013年6月時点でのスマートフォン普及率は49.8%。年代別でみると若年層ほど普及率が高く、30代で60.7%、20代以下では実に76.3%に上り、モバイルデバイスの主役となっている。こうしたスマートフォンの普及に伴い、各メーカーからは様々な特徴を持った機種が発表され、最近ではカメラや動画機能の他、ビジネスユースを意識したPC・タブレット端末と同等の機能を備えた大型デバイスも登場し注目を集めている。このような状況の中、若手ビジネスマン達はスマートフォンをどのように活用しているのだろうか。また、スマートフォンの活用は仕事にどのような影響を与えているのだろうか。マーケティングリサーチを展開する株式会社タイムカレント(東京都中央区、代表取締役:鎮目英大)は、その傾向を調べるために、スマートフォンを利用する全国20代~30代のビジネスマン・ビジネスウーマン600名を対象とした「スマートフォン利用実態調査」を実施した。
※:IDCジャパン2013年第2四半期国内携帯電話/市場規模調査http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20130909Apr.html
今調査では、調査対象を使用しているスマホサイズ別に、各200名の3つの層に分類。4.0インチ以下の「Sサイズスマホ」(設問上、iPhone5等と表示)、4.1~5.2インチの「Mサイズスマホ」(設問上、AQUOS PHONEやXperia等と表示)、5.3インチの「Lサイズスマホ」(設問上、GALAXY Note シリーズ等と提示)で比較し、各対象者の現年収や会社内での役職、スマホ利用歴や使用端末の選択理由、スマホ活用用途、さらに仕事に対するモチベーションの有無などを尋ね、その結果を集計した。“デキる”社会人はどうスマホを活用しているのか? 年収や使用端末サイズによって意外な偏差が明らかになった今回の調査結果をレポートする。
■アンケート調査実施概要
調査方法 | インターネット調査 |
調査日 | 2014年1月10日~1月13日 |
有効回答数 | 600名(男性:55%、女性:45%) |
調査エリア | 全国 |
年齢 | 20代:43.7%、30代:56.3% |
調査対象条件 | 社会人(正社員のみ)、スマートフォン所有者 |
1)スマホ使用年数の全体平均=2年3ヵ月間、平均使用台数=1.65台
スマホを「仕事に活用している」率=26.5%、活用率が最も高いのはLサイズ=34.5%
20代~30代の「管理職以上」・「仕事のモチベーションが高い」人ほど、スマホを仕事で活用する!
はじめに、調査対象である20代~30代会社員に対してスマートフォン使用年数と台数について聞いてみたところ、使用年数の平均は2年3ヶ月間、使用台数の平均では1.65台となった。また、スマートフォンをどの程度仕事で活用しているかを4段階評価で聞いてみたところ、仕事に「活用している」率は全体で26.5%(「フルに活用している(9.7%)」と「活用している方だと思う(16.8%)」の合計)と少数に留まったが、スマホサイズ別で比較してみたところ、「活用している」率が最も高かったのはLサイズ=34.5%で、Sサイズ=23.0%、Mサイズ22.0%よりもそれぞれ10ポイント以上高い結果となった。さらに、仕事で「活用している」率を、職域別でも比較してみたところ、全体の81.7%に該当する「一般社員」では、22.7%(「フルに活用している(8.0%)」と「活用している方だと思う(14.7%)」の合計)だったのに対して、「管理職以上」では、43.6%(「フルに活用している(17.3%)」と「活用している方だと思う(26.4%)」の合計)とほぼ倍増した。20代~30代で管理職以上の役職を得ている社員ほど、スマホを仕事で活用している実態が浮き彫りとなった。
Q.あなたはスマートフォンを仕事に活用していますか。なた自身の評価として該当するものを一つだけお選びください<SA> | Q.あなたはスマートフォンを仕事に活用していますか。なた自身の評価として該当するものを一つだけお選びください<SA> |
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