2)年収上位2割(501万円以上)の高年収層では、Lサイズ使用率が圧倒的=46.7%!
スマホサイズと平均年収に相関関係 → S=396.0万円、M=402.8万円、L=450.5万円!
今後の“希望年収”でも100万円差 → S=574.3万円、M=572.3万円、L=671.3万円!
次に現在の年収を属性別に集計してみたところ、男性平均は451.5万円、女性平均は373.5万円。年代別では20代平均が381.7万円、30代平均では443.3万円となり、全体の平均年収は416.4万円となった。100万円単位で区切ってみると、年収501万円以上が全体の20.3%と、上位2割の「高年収層」であることがわかった。(※以降、年収501万円以上を今回の調査対象者における「高年収層」と定義づける) そこで、年収501万円以上の「高年収層」と、「年収500万円以下」で使用しているスマホサイズを比較してみたところ、高年収層ではSサイズ=27.0%、Mサイズ=26.2%、Lサイズ=46.7%とLサイズの比率が圧倒的に高かったのに対して、「年収500万円以下」では、Sサイズ=34.9%、Mサイズ=35.1%、Lサイズ=29.9%と逆転した。さらに使用スマホサイズ別(S~Mの3サイズ)での“現在の年収”と“今後の希望年収”をそれぞれ平均値で比較してみたところ、“現在の年収”ではSサイズ=396.0万円、Mサイズ=402.8万円とほぼ同様だったのに対して、Lサイズは450.5万円と50万円程度高く、また“今後の希望年収”ではSサイズ=574.3万円、Mサイズ=572.3万円とこちらもほぼ同様だったのに対し、Lサイズでは671.3万円と実に100万円近く高かった。Lサイズユーザーは現年収だけでなく、今後の年収アップに対する意欲も高いことを裏付ける結果となった。
Q.あなたが主に使用しているスマートフォンのサイズとして、該当するものを一つだけお選びください<SA> | あなたはの現在の年収と今後の希望年収として該当するものをお選びください<SA回答から平均値を算出/百円単位以下切り捨て> |
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3)「一般社員」はS~Mサイズ、「管理職以上」はLサイズを支持する傾向
仕事のモチベーションが「高い」人はLサイズ、「低い」人はS~Mサイズを支持
前項の結果から、会社内での職域別でも使用しているスマホサイズを比較してみたところ、「一般社員」では、Sサイズ=33.7%、Mサイズ=34.3%、Lサイズ=32.0%とほぼ均等だったのに対して、「管理職以上」では、Sサイズ=31.8%、Mサイズ=29.1%、Lサイズ=39.1%とLサイズの比率が高い結果となった。さらに、仕事に対するモチベーションが高い人と、低い人でも比較してみたところ、「高い」人ではSサイズ=31.8%、Mサイズ30.8%、Lサイズ=37.3%と、Lサイズの比率が高く、「低い」人では、Sサイズ=38.0%、Mサイズ=31.3%、Lサイズ=30.7%と、Sサイズの比率が高いことがわかった。第1項・2項の結果も考慮すると、20代~30代で管理職以上の役職を得ている高年収層ほど、Lサイズの端末を選択し、仕事で活用している様子がうかがえた。
Q.あなたが主に使用しているスマートフォンのサイズとして、該当するものを一つだけお選びください<SA> | Q.あなたが主に使用しているスマートフォンのサイズとして、該当するものを一つだけお選びください<SA> |
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4)電子書籍の購読率=27.3%、電子新聞(有料)の購読率=11.0%
高年収層の購読率は、それぞれの平均を10ポイント上回る!
次に電子書籍および、電子新聞(有料)の購読率について聞いてみたところ、全体での購読率は電子書籍で27.3%、電子新聞(有料)で11.0%と少数に留まった。この結果を年収別に比較してみたところ、「500万円以下」の購読率は、電子書籍=24.9%、電子新聞=7.9%だったのに対し、高年収層となる「501万円以下」では、電子書籍=36.9%、電子新聞で23.0%とそれぞれ10ポイント以上高い結果となった。この結果を第1項・3項と同様に「一般社員」と「管理職以上」でも比較してみたところ、ほぼ同様の水準で「管理職以上」の購読率が高い結果となった。
Q.あなたはスマートフォンで電子書籍を購入していますか<SA> | Q.あなたはスマートフォンで電子新聞を購入していますか<SA> |
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