Vol.24 コンタクトレンズ購入店に関する調査

コンタクトレンズ購入店・ブランド想起率・満足度調査
購入店・想起率・満足度8年連続「アイシティ」首位
~ コンタクトレンズ購入店に関する実態調査 (2020年7月実施) ~

株式会社タイムカレント(東京都中央区)は、2013年から毎年実施している「コンタクトレンズ購入店に関する実態調査(※1)」の2020年度調査結果レポートを公開した。調査対象は、1年以内に自分用のコンタクトレンズを購入した、全国16歳~69歳の男女で、合計1,089名の回答を得ている。前回までの調査結果と同様、コンタクトレンズ購入店の「利用者数」、「ブランド想起率」、「満足度」において、8年連続「アイシティ」が首位となった。前回調査との比較では、2位以下の順位、またブランドに対する評価基準などにも変化が見られたほか、コロナ禍(新型コロナウイルス(COVID-19) 感染症流行)が、コンタクトレンズ購入にどのような影響を与えたのかについてもレポートしている。

 

※1 調査実施概要
有効回答数 1,089名 (全国:47都道府県)
データ集計期間 2020年7月22日~7月23日
男女比 男性:44.2% 女性:55.8%
年齢 10代:0.7%、20代:10.1%、30代:28.3%、40代:34.5%、50代:20.9%、60代:5.4%
調査対象 1年以内に自分用のコンタクトレンズを購入した方

コンタクトレンズを購入した場所1位=コンタクトレンズ専門店(44.3%)

はじめに、一番直近でコンタクトレンズを購入した場所を尋ねたところ、最も多かったのは昨年の調査結果と同様、「コンタクトレンズ専門店」で44.3%(昨年:45.1%)、2位は「インターネット(Webサイト)」で35.9%(昨年:33.2%)、「眼科」は11.4%(昨年:13.1%)、「メガネ店」は7.9%(昨年:7.6%)となった。全体の順位に変動は無かったが、「インターネット(Webサイト)」が2.7ポイント増加した反面、「眼科」が1.7ポイント減少、「コンタクトレンズ専門店」が0.8ポイント減少し、「メガネ店」はほぼ横ばいとなっている。

一番最近、コンタクトレンズを購入した場所をお答えください

コンタクトレンズ購入店利用者数1位=アイシティ(50.6%)

コンタクトレンズを購入した場所として、最も回答率が高かった「コンタクトレンズ専門店」での購入者に、一番直近で購入した具体的な店舗を尋ねたところ、「アイシティ」が50.6%(昨年:54.5%)を確保し、2017年から4年連続で過半数を獲得、2位以下に大差を付けて8年連続首位となった。2位も昨年と同様、「エースコンタクト」で6.6%(昨年:6.1%)、昨年5位だった「Menicon Miru (※メニコンミル/2018年までは「メニコン直営店」と呼称)が5.2%(昨年:2.4%)と大幅に増加し3位にランクイン。昨年「エースコンタクト」と同率2位の「中央コンタクト」は、5.0%(昨年:6.1%)で4位、昨年4位の「ハートアップ」は4.1%(昨年:5.1%)で5位となった。

一番最近コンタクトレンズを購入した、コンタクトレンズ専門店またはコンタクトレンズ専門店のWebサイトの具体的な店舗をお答えください

「インターネット(通販サイト)」での購入者が、一番直近で購入した店舗として最も多かったのは、昨年と同様「レンズアップル(7.9%)」となったが、昨年対比で2.3ポイントの減少(昨年:10.2%)、2位以下の数値も大きく変動している。2位の「レンズモード(6.1%)」は、昨年対比で2.0ポイント増加(昨年:4.1%)、3位の「レンズアップ(4.9%)」も昨年対比で0.8ポイント増加(昨年:4.1%)、4位の「アットスタイル(3.6%)」は、昨年対比で0.5ポイント減少(昨年:4.1%)、5位の「LENSZERO (レンズゼロ)」は2.6%で、初のランクインとなった。6位は昨年と同様「レンズダイレクト(2.3%)」で、数値はほぼ横ばい(昨年:2.2%)、7位は昨年5位の「シグマコンタクト(1.8%)」で、こちらは1.2ポイント減少している(昨年:3.0%)。「インターネット(通販サイト)」の利用者が2.7ポイント増加している中、上位ブランドを中心に競争が激化している状況と言える。
最も利用者が多い「コンタクトレンズ専門店」において、過半数の利用者を獲得している「アイシティ」が、依然としてコンタクトレンズ市場全体でも高い顧客利用率を維持している。

一番最近コンタクトレンズを購入した、インターネット(Webサイト)の具体的な店舗をお答えください

Today's Current