購入店・想起率・満足度で7年連続「アイシティ」首位
~ コンタクトレンズ購入店に関する実態調査 (2019年4月実施) ~
株式会社タイムカレント(東京都中央区)は、2013年から毎年実施している「コンタクトレンズ購入店に関する実態調査(※1)」の2019年度調査結果レポートを公開した。調査対象は、1年以内に自分用のコンタクトレンズを購入した、全国16歳~69歳の男女で、合計1,091名の回答を得ている。前回までの調査結果と同様、「購入店利用者数」、「コンタクトレンズ購入店のブランド想起率」、「コンタクトレンズ購入店満足度」で、7年連続「アイシティ」が首位となった。前回調査との比較では、2位以下の順位、またブランドに対する評価基準などにも変化が見られた。
※1 調査実施概要
有効回答数 | 1,091名 (全国:47都道府県) |
データ集計期間 | 2019年4月16日~4月17日 |
男女比 | 男性:36.3% 女性:63.7% |
年齢 | 10代:0.5%、20代:16.3%、30代:33.0%、40代:31.7%、50代:15.2%、60代:3.3% |
調査対象 | 1年以内に自分用のコンタクトレンズを購入した方 |
コンタクトレンズを購入した場所1位=コンタクトレンズ専門店(45.1%)
はじめに、一番直近でコンタクトレンズを購入した場所を尋ねたところ、最も多かったのは昨年の調査結果同様、「コンタクトレンズ専門店」で45.1%(昨年:44.9%)、2位の「インターネット(Webサイト)」は33.2%(昨年:35.2%)、「眼科」は13.1%(昨年:11.5%)、「メガネ店」は7.6%(昨年:7.3%)となった。全体の順位に変動は無かったが、「インターネット(Webサイト)」が2ポイント減少した反面、「眼科」が1.6ポイント、「メガネ店」と「コンタクトレンズ専門店」も若干増加している。
コンタクトレンズ購入店利用者数1位=アイシティ(54.5%)
コンタクトレンズを購入した場所として、最も回答率が高かった「コンタクトレンズ専門店」の購入者に、一番直近で購入した具体的な店舗を尋ねたところ、「アイシティ」が54.5%(昨年:52.2%)と、昨年に続き過半数、2位以下に圧倒的な差を付けて7年連続の首位となった。2位以下の順位は大きく変動している。昨年3位だった「エースコンタクト(昨年:5.2%)」と、5位だった「中央コンタクト(昨年:3.3%)」が6.1%で同率2位となり、4位は昨年2位の「ハートアップ」で5.1%(昨年:5.8%)、5位は昨年6位の「MENICON MIRU(メニコンミル)/(※昨年までは「メニコン直営店」と呼称)」で2.4%(昨年:3.1%)という結果となった。「アイシティ」一強の状況は変わらないものの、2位以下の上位ブランドで競争が激化している状況と言える。
「インターネット(通販サイト)」での購入者が、一番直近で購入した店舗として最も多かったのは昨年と同様「レンズアップル」で10.2%(昨年:8.2%)、昨年に比べ2ポイント上昇した。2位以下の順位は、「コンタクトレンズ専門店」と同様、大きく変動している。昨年2位の「レンズモード(昨年:4.1%)」、昨年3位の「アットスタイル(昨年:5.0%)」、昨年7位の「レンズアップ(昨年:2.6%)」が4.1%で同率2位となった他、5位は3.0%で昨年4位の「シグマコンタクト(昨年:4.2%)」と、順位・ポイント共に下げている。6位は昨年と同様「レンズダイレクト(昨年:2.9%)」で2.2%、7位は昨年5位の「レンズバーゲン(昨年:3.2%)」で1.9%と、こちらもともにポイントを下げ、「インターネット(通販サイト)」の利用者が2ポイント減少している中、上位ブランドを中心に競争が激化している状況と言える。
最も利用者が多い「コンタクトレンズ専門店」において、過半数の利用者を獲得している「アイシティ」が、依然としてコンタクトレンズ市場全体でも高い顧客利用率を維持している。